久しぶりにオレオ(愛犬)のお話。(関連記事:オレオの面会✖️台湾で初運転)
オレオは台湾に引っ越した後、台湾の訓練所でお世話になること1年ほど、やっと卒業できる日がついについにやってきた!!!
スペインでも訓練し、日本でも訓練し、台湾での訓練、という犬生の中で国を変えて3度目の訓練学校だったわけで、もうなんだかんだ4歳になったオレオとは一緒に過ごしてきた時間と離れて暮らしてきた時間、同じくらいの時間になってしまった。
卒業したものの、卒業後数か月間は家まで先生が来てくれて月に何回かレッスンがあった。
先生によると、オレオは優しく接すると調子に乗ってしまい我が強くなり、狂暴な性質が出やすくなるとのこと。
日本・台湾両方の訓練士さんに言われたが、ボーダーコリーは凄く賢い犬種だが、オレオは中でも特別知能が良いらしい。でもこれって良いことだけではなく、訓練する上ではマイナスとのこと。
指示を与えても、オレオは自分で考えて自分が良いと思う方向にさりげなく誘導しようとするから、飼い主がオレオを100%コントロール出来る能力と威厳が大切だとか。
だから卒業後もオレオに徹底した上下関係を理解させるために(本当はこの言葉も好きじゃないんだけどもオレオと健全な関係性を築くには必須条件らしい)、自宅や散歩中において、沢山のルールが設けられた。このルールはオレオが落ち着くまで続ける必要があるらしい。
ルールの一例としては、基本はケージの中での生活、リビングや他の部屋へのアクセスは禁止、触ったらいけないとか、お散歩中は口輪をつける、とか玩具は与えてはいけない、とか、とにかくいっぱいあって、先生が言ってる意味は分かるし、オレオには良くなってもらいたいから守らないといけない必要性は理解できるんだけど、何とも言えない切ない気持ちでいっぱいになった。
勿論オレオに進歩が見られたら、このルールは徐々に緩くしていって良いんだけど、
家にオレオが居るのに、居ないように感じる程の関わり合いの少なさになってしまい、昔の関係性(特にスペイン生活での)と比べると天と地の差で、オレオが楽しくないのも寂しいのも感じてきて、考えるのが辛くなり、なるべくそのことを考えないようにする日もあるくらい。
犬と人間の子供を比べたり、同等の価値観を見出すのは馬鹿げてる、「犬は犬だ」と思う人も世の中に沢山いるのも知ってるし、人それぞれ考え方は違うから批判はしないけど、私にとっては犬も大切な家族で、なんならうちの長男と思ってるくらいオレオは大事な存在!
だからオレオにも毎日楽しく幸せに過ごしてもらいたいし、一緒に沢山思い出も作りたい。
昔みたいにただただ大好きを伝えたいけど、今は耐える時。自分にもオレオにも厳しく、訓練所で頑張ってくれた時間を無駄にしないためにも、あとひと踏ん張りしないとなぁ。
台湾って、スペインよりは厳しいけど、日本よりは断然ドッグフレンドリーな国で、一緒に行ける場所も山ほどあるから(コンビニ、カフェ、レストラン、ショッピングモール、ホテル等)、オレオとの台湾でのお出かけを夢みて、あともう少し頑張るぞ!!!
というオレオの近況報告記事でした。
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