オレオが卒業した話をこの間した(関連記事:やっとオレオが帰ってきた)。
卒業後もまだ問題点が残ってるから、それを改善する為に先生が家迄来てくれて、家の中や家の周辺で訓練をしていた。
オレオの今まだ残る問題点といえば、
一番重大なのが、やはり噛み癖があること。前に比べるとだいぶ改善はしてるけど、これはもう完全には治らない。うまくコントロールして付き合っていくしかない。
走ってる人を見ると反応して吠えたり追いかけたくなる。これは牧羊犬の習性だから仕方ないところでもあるけど、やはり出来る限り抑えてもらいたい。
あとは、スケーターやスーツケースが路上を通る時に「ガタガタ」となる音が、昔から苦手で(本当に幼少期の頃から)、今でも反応して吠えてしまう時がある。(たまに我慢も出来る)
先生曰くオレオはこの音に強い恐怖心を持ってるらしく、怖くて吠えているようだ。
やっぱりお散歩してると、そういう音って日常的に聞こえてくるし、出来るなら直していきたい。
ということで、ある日の訓練では、この苦手意識をなくすための訓練をメインにやってもらった。
まずはこの音に慣れる事から始め、荷台を借りて、それをガタガタ鳴らしながらオレオの周りを通ったり、
どうしてもやっぱりまだコントロールが難しい。オレオは狂暴なところもあるけれど、実はすごく怖がりなところもある子。どうにか幸せに生活してもらえるように、守っていかないと。
訓練中に実際にスーツケースやスケートボードに乗った人が何人か通った。
これが訓練中じゃなかったら、いつもこんなシーンに遭遇したら「また吠えるだろうな、嫌だな、申し訳ないな」と思うところだが、今は違う。
訓練中となれば
案の定、このスーツケースが近づいてくるのをいち早く発見するオレオ。
耳をピンとたて、背筋もシャキンと伸ばして、しっかり警戒態勢。
この姿勢を見たら戦闘開始の合図。
オレオに「反応したらあかん」というメッセージを声とリードの引っ張り加減で伝える。
反応しなくなるのが最終的なゴールやけど、やっぱりまだ飼い主の力不足で(というのも先生がリードを持ってる時は反応しない!!!)吠えまくるオレオ。
そこで先生が言ったのが
そして追いかけられるところまで、その吠えてしまった相手を追いかけた。
先生曰く、吠えたままにしてたら、自分が吠えたから追い払えた、吠えたからあの音が遠くにいった、という風にワンコは認識するらしい。
だからそんなことはありえない、と吠えても何も変わらない、と理解させるために、追いかける必要があるとのこと。
なるほど。理解はした。ただ、、、
吠えるのは早急に直さないといけない悪癖だ。
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