息子はアンパンマンたちの大ファン。
台湾でもアンパンマンのグッズ(日本と同じもの)が売られてるけど、値段はやはり2倍はするから、台湾でどうも買う気にはならないので、毎回日本で買ってもらって台湾に持って帰るのが、お決まりのパターンになっている。
色んなアンパンマン商品を持ってるけど、その中の一つであるアンパンマンの三輪車は、息子も「アンパンマンカー」と呼んでお気に入りの一つらしい。
よくその愛車に乗って、近所にお買い物や散歩、公園に行ったりしている。
こちらがそのアンパンマンカー。
少なくとも、うちの近所ではこれに乗ってる子は見た事がなく、道で出会う同じ年齢くらいの子がこれを見ると興味深々で見てきたり、両親になにか伝えたりしているような反応がある。
そして、ある日、いつものようにアンパンマンカーに乗った息子を連れて近所の公園に行った。
公園の端の方にアンパンマンカーを置いて、息子を遊具で遊ばせている時、
ふとアンパンマンカーの方を見ると
息子がこの光景を見たら絶対怒ると分かってたから、なんとか気づく前に事を収めようと、即座におばあちゃんと孫の元に走っていき、「それ私の息子のなんですが、、、」と伝えた。
が
そして、息子が気づき私達の方にやってきてしまい、事態を理解→案の定激怒→泣き出す。
その姿を見たこのおばあちゃんが発した言葉が
さすがに私もプッチン、誰のせいで泣くことになってるのか(←まだこの時点で孫はアンパンマンカーに乗ってる)、せめて謝れ、早く孫をどかせろ、と。
子供の三輪車だから、悪びれる様子がないのかもしれないけど、これがもし駐車場に停めてた自分の車のところに戻ってきて、違う人が自分の車に乗ってたとすると、普通に誰でも怒るよね、ありえないシチュエーションだ。
息子にとってはそれと同様の事態が起きてるということ。
ただその孫は悪くない、ばあさんが悪い。
子供がアンパンマンカーに乗りたい気持ちになるのは仕方ないけど、それを大人がどう処理するかの問題だと思う、友達のだからダメだよ、と伝えるのが一般的だと思う(もしかしたら持ち主に許可を取る人もいるかもしれないけど)
その後ゆっくりと孫をアンパンマンカーから降ろして、なんと謝罪することなく二人は去って行った。
こんな常識がない人に対してすっごく腹がたって、消化しきれない腹立たしさをオットにラインで送ると、オットから電話がかかってきた。
残念ながらばあさんは帰ってしまってたから、オットに電話越しで怒ってもらうことは出来なかった(できることならしてほしかった)
初めは文化の違いか?台湾では他人も距離感が日本より近いから、これもこんな感じでシェアするのか?と一瞬考えたけど、周りの台湾人にこのストーリーを話したら、みんな「ありえない」と言ってたから、これは個人的問題のようだ。
強く発言していかないといけないな、と改めて感じた1日になった。
しかし、今思い出すだけで腹立つな、ばぁさんよ。
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