先週スペイン大使館にメールで問い合わせた返事がやっと今日になって返ってきた。
(その時の記事はこちら:初めてスペイン大使館に電話してみた)
ゴンゴン(主人)の周りの人によると、スペイン大使館に連絡しても返事が返ってきたのは1か月後だった、という話を聞いていたから、意外とスピーディーな返信に二人で盛り上がる!!
さてさて、さっそくメールを見てみよう!
なにかがおかしい。
5個質問をしたから、それなりのメールの長さになっていたにも関わらず、返信は超短い。
そして何よりも残念なことは、
そうきたか。
電話した時は、「領事に相談するからメールに詳細を書いてくれたら回答します」て言われたのに、
メールをしたらしたで、回答もらえるのは申請後なんかいっ!
私も同感だ。
けど!ファイルを4個添付してくれていて、そこに為になる情報もたくさん書いてあったので、
今回はその詳細を紹介していく。
Contents
留学生の扶養家族同居査証の必須書類や条件に関して
留学する本人であるゴンゴンのVISAは、当然学生VISAになるが、
ゴンゴンに帯同してスペインに入る私のVISAは一体なんだ?申請方法や必要なものはなに?とよく分からずにいたものの、
ネットで調べてもスペインに関する情報(日本語で書かれてるやつ)は、
か・な・り!少ない!!!
確かに、アメリカやイギリスに留学に行く人は多いけど、スペインに行く人はマイナーやから仕方ないのか。
それにスペイン大使館のHPには学生VISAの申請方法についてはちゃんと説明がされているけど、
家族VISAに関しては一切触れられていない。
今後行く人の参考にしてもらうためにも、自分のメモ書きとしても、今回まとめてみることにする。
そもそも留学生の扶養家族同居査証 (Visado de dependiente de estudiante) とは?
留学生の家族としてスペインにて同居する場合、「扶養家族同居査証 (Visado de dependiente de estudiante)」が必須。
個別で申請が必要になってくるのは、18歳以上からで、スペイン大使館への申請時も受領時も本人が出頭しなければいけない。
VISAはいつまでに申請するのがベストか?
VISA申請が可能となるのは、出発の3か月前からだが、
スペイン大使館の資料には、「日本出発前に査証発行を確実にするためには、最低でも出発の2か月前には申請書類を提出されることをおすすめします」との記載がある。
書類不備や追加の可能性もあるし、まれに領事面会をしなければならない場合もあるらしいから、早めに提出するに越したことはなさそう。
VISAの提出先、スペイン大使館の住所・電話番号・受付時間
提出先:スペイン大使館領事部
住所:東京都港区六本木1-3-29
電話番号:03-3583-8531
メールアドレス:emb.tokio.info@maec.es
受付時間:9時半~12時半(土日祝日は除く)
扶養家族同居査証に必要な書類や条件など
※スペイン大使館から得た情報を元に作成していますが、実際に申請される方は他のツールでもご確認されつつ、こちらのブログの内容を参考にしていただければと思います。
1.査証申請書
必要事項を全て記入。申請者本人がパスポートと同じ署名をする。
この “Application for National Visa“は、スペイン大使館のHPにPDFが載っている。
2.写真1枚
1.の査証申請書の右上の”PHOTO”の部分に貼るもの。
サイズは4.5×3.5。かつ、カラー写真で背景は白色との指定がされている。
3.パスポートとコピー1枚
必要な部分は、写真が載っている部分と個人情報が記載されているページ。
スペインに入国する日から数えて1年以上有効となっているパスポートで、ビザ用の余白ページが最低でも2枚残っていることが条件。
4.学生VISAを申請した家族の入学許可書or査証or学生証のコピー1部
実際に留学するため学生査証を申請する家族(私の場合ゴンゴン)の入学許可書、もしくは査証か学生証のコピーが一枚必要。
5.戸籍謄本と住民票(原本とコピー1部ずつ)
学生査証を申請する家族との関係性を明確にするために戸籍謄本と住民票の原本・コピーが1部ずつの提出しなければいけない。(発行日から90日以内のもの)
そして、面倒くさいことに「すべての日本語の書類(戸籍謄本と住民票)にスペイン語訳が必要」らしい。
戸籍謄本にはアポスティーユ認証も必要
ややこしいことは、「アポスティーユ認証」というものを戸籍謄本に取り付けなければいけない。
アポスティーユ認証、、、てなんなん?初めて聞いたわ。。。
ささっと調べてみると、アポスティーユ認証とは、「公文書に対する外務省の証明」のことらしい。
やはりよく分からん。
外国に提出する公文書(戸籍謄本)にアポスティーユ認証がついていればm「外務省が認めてるちゃんとしたものやで~!」っていう印になるものみたいだ。
ふむふむ、なんとなく分かったぞ。
おそらく、こういうことだと認識。外国からの信頼度が変わるものみたい?
ちなみにこのアポスティーユ認証にはスペイン語訳は不要。
これも実際に外務省に行って申請をしないとアカンみたいやから、その時に詳しく方法を書こうと思う。
色々行かないとアカン、面倒くさい。。。
6.経済能力証明書
学生査証を申請する人の名義のみ。
原本とコピー1部ずつ。下記のうちどれか一つを提出。押印orサイン必須。
・渡航する家族全員のカバーが出来る残高証明書で金融機関から発行されているもの。(和文OK)
・会社から学校に派遣される場合、その渡航の目的・期間・学校名・住所・往復にかかる交通費・現地での生活費などを、その所属する会社が家族の保証もすると明記している英文の保証書。
・スペインや、その他外国の公的・私的機関より、スペインで勉強するための十分な給費をもらっていることを証明するもの。
この3つのどれかを自分で選ぶ。
ちなみに、一人あたりに必要とされている最低月額は400ユーロで、それを賄える滞在費と往復の交通費を支払えるよ、と言えるだけの額が必要。
7.健康診断書
発行されてから1か月以内の健康診断書。
ただし6か月未満の滞在の場合は不要。
スペイン大使館のHPに掲載されているひな形(こちらの一番下にPDFがあるよ→http://www.exteriores.gob.es/Embajadas/TOKIO/ja/ServiciosConsulares/Documents/%e3%83%93%e3%82%b6%e7%94%b3%e8%ab%8b.pdf)に基づいて、お医者さんに記入、サイン等をしてもらう。
8.無犯罪証明書
18歳以上のみ提出。
ただし6か月未満の滞在の場合不要。
VISA申請をする日から逆算して過去の5年間に滞在した国の警察当局が発行している無犯罪証明書。
発行日から3か月以内のもの。
ちなみにゴンゴンは台湾と日本の無犯罪証明書を提出する予定。
台湾の無犯罪証明書は日本からも取り寄せられるらしい。
9.海外旅行保険の証明書の原文とコピー1部ずつ
海外旅行保険にも条件があって、滞在中の病気などに備えての医療費や「日本への一時帰国をカバーする」という内容が含まれているものに限る。
その記載がされている保険に加入している証明書の提出が必要で、英語かスペイン語のどちらかで書かれていなければならない。
また、保険会社の押印は必須。
クレジットカード付帯の保険はNG。
10.手数料
7241円かかるらしいが、日本国籍の場合無料みたいだ。
11.連絡用データとメモ用紙
このPDFは、スペイン大使館のHPには載っておらず、スペイン大使館からメールで送付してもらったもの。これに記入して提出する。
※スペイン大使館送付の資料
めっちゃ用意しなあかん
こう見返してみると、色んな役所や機関に行って必要書類をかき集めて、
さらにはそれを翻訳したりもしなアカンかったり、VISA申請するまでに手間と時間がかかってしまうことに改めて気づいた。
本当にスペインの家族VISAに関する情報は限られているから、実際にスペイン大使館に電話やメールをして聞いた方が良いと思います。
(返事は遅いけどそれはご愛嬌ということで、、、w)
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