バルセロナのエルプラット空港に到着。(前の記事:バイバイ、バルセロナ、またね)
さぁ、日本に帰る日になりました。空港に着いて、免税の手続きをしようと機械の前へ。
そこで背後から近づいてくる不審な一人の男。
するとこの男…
関わってはいけない、そんな気がして無視していたが、頑なに語り掛けてくる男。
機械の前で少し困ってる感じの私たちを見て、チャンスだと思ったのか、どうやったら良いか頼んでもないのにレクチャーしてこようとする。
この男は英語は下手そうな感じ。スペイン語を使ってくる。
そんな男にオットは英語で色々伝えたが、引き下がらない男。
そこでオットは
海外ではやはりハッキリと意見をした方が良いのは分かってるものの、これを言え!と言われても私はそんな勇気はないわ。
ヒヤヒヤして、少しこの相手に申し訳ない気持ちさえ感じてしまった私だったが、その気持ちも一瞬で過ぎ去ったのが
泥棒かと思ったが、この男はこの手法の人だった。
スペインに住んでた時、サグラダファミリアのメトロ駅で切符を買ってる外国人観光客がいて、それに親切に声をかけて助けてあげる人がいるのを見かけた。しかし、結局最後はその人は、教えたんだからチップをくれ、と要求していて、あぁこういう事があるんだ、と学んだことがあった。
直接遭遇したことはなかったけど、最後の最後空港で出会って、こいつかぁぁぁ!と納得。
日本や台湾だったら、こういう状況で、親切心から助けてくれる人は結構いる気がする。だからこういうことがあること、すっかり忘れてて危なかった。
スペインは大好きだけど…安全面では気を引き締めてないといけない場面が多いのは確かやな、と帰る前に思い知らされる出来事だった。
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