オレオ(愛犬)を連れて日本に帰国するのには、手続きがいっぱいあって時間もたくさんかかる、という内容のブログを書いてから1年近く経ったらしい。(こちらの記事:切ない父親心)
時間が過ぎるんは本間に早い!!
そして、オレオの帰国準備を始める時期がそろそろやってきた。
準備をするにあたって、日本の動物検疫所のHPを穴が開くほど読んだり、海外から日本にワンコを連れて帰ってる人のブログを参考にさせてもらったり。スペインから日本にワンコ同伴で帰国した人のブログが見つかれば一番良かったけど、ヒットしなかった。
自分用の忘備録としてと、誰かの参考になればという気持ちで、記録を残しておく。(2021年10月4日時点の情報です)
Contents
愛犬と共に外国(スペイン)から日本に帰国する準備(1)
まずは動物検疫所のHPの手引きを確認
最新の手引きのPDFが動物検疫所HP(こちら:https://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/import-other.html)に載っているから、まずはそれを確認。
なんで日本にワンコを連れて帰るのがややこしいか。
日本は狂犬病の清浄国やから、外国からのワンコの持ち込みに対して厳しいそう。
ハワイ、オーストラリア、、、等の限られた6地域からの持ち込みは比較的容易みたいやけど、それ以外の国からの日本入国には、手間と労力が必要。
(参考資料:動物検疫所による犬猫の輸入手続きに関するPDF:https://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/attach/pdf/import-other-41.pdf)
こちらが一連の流れ。
個人的に一番ややこしいと思ったんは、【手順3】の「狂犬病抗体検査」かな。
血清検査をした日から最低180日の待機期間があって、すぐにワンコと帰国したい!と思っても実現できへん。
以下、この手引きに沿って、オレオの帰国準備でやっていった事柄。
【手順1】マイクロチップの埋め込み
これはすでにオレオが3か月の時に既にクリア!(関連記事:踊らない日が逆に新鮮)
ちなみに動物病院は英語が話せるところでお世話になった。(こちらの記事で:初めての動物病院へ)
ただし、日本の動物検疫所で推奨されているマイクロチップ以外を装着していた場合、動物検疫所に相談する必要が出てくるから、まだ埋め込んでない人は推奨されてる規格がおススメ。
↓推奨されているマイクロチップは↓
(ISO 11784 及び 11785、ISO:国際標準化機構)
オレオは獣医さんに確認して、これに該当するマイクロチップを埋め込んでもらった。
埋め込み後は、実際に読み取り機で読み取れるか確認してもらうのも大切。
【手順2】狂犬病予防注射(2回以上)
日本に連れて帰るには、最低2回は狂犬病注射をしておかなければいけない。
1回目の狂犬病予防注射
1回目は、オレオが5か月頃の時にやってもらった。(こちらの記事:気になるペットパスポートを作ってみた)
動物検疫所によると、
- 生後91日以降に接種していること
- マイクロチップの埋め込み日の同日かその後に接種していること
という条件がつけられていた。
さらに注意すべきポイントは、有効な狂犬病ワクチンの種類が明記されている↓
・ 組換え型ワクチン(recombinant vaccine)
※いずれも国際獣疫事務局(OIE)の基準を満たしたものに限ります。
※生ワクチン(live virus vaccine)は認められません。
これも獣医さんに確認してから接種。
2回目の狂犬病予防注射
オレオが1回目に接種したワクチンは1年間の有効免疫期間があるけど、この帰国準備のために数か月早めて接種してもらうことにした。(予定通りやってたら、帰国に間に合わん!)
それがつい最近の先月のこと。
うんともすんとも言わず、良い子ちゃんでワクチン完了!
2回目の狂犬病注射をする際の注意点は、
1回目同様ワクチンの種類を確認することと、
かつ、1回目の狂犬病予防注射の有効免疫期間内に接種していること
有効免疫期間を過ぎてからの2回目ワクチン接種になってしまったら、1回目から再度やり直しする羽目になるから気を付けないといけない。
長くなるので、続きの手順は次の記事にてご紹介。(こちらの記事です:早々とオレオの日本帰国準備(2))
(※本記事の緑色二重枠内の文章は動物検疫所HPの引用です)
全然面白くも何にもない記事になってもて悲しい。
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