私にとっての一時帰国の最大の目的は、大好きな人達に会いに行くこと。
日本に帰りたくなるのは「日本が恋しい」というよりも、「日本にいる大切な人達に会いたいから」なんだろうなぁと思う。
この日会いに行ったのは、私のおばあちゃん!たびたびこのブログにも登場してもらってる。(関連記事:おばあちゃんとひ孫・三宮フレンチ「レシピ re.ci.pe」・おばあちゃんに見える何か)
おばあちゃんとの再会は3か月ぶり!そこまで期間はあいてないけど、1歳児にとっての3か月の成長は大きい。
おばあちゃんにとってはひ孫である私の息子。何回か会ってもらった事はあるし、テレビ電話で顔を見せたりも時々している。
でもおばあちゃんは認知症で、昔の出来事は鮮明に覚えてるけど、認知症を患った以降くらいの記憶から現在に至るまでの記憶はメチャクチャ。
だから息子に対する記憶も(認知症発症後に生まれてる)チグハグなはずなんやけど、
愛の力か、子供が好きだからか、奇跡なのか分からないけど、なぜか息子に対する記憶は他の事と比較すると、割としっかりしてる事もあって親戚共々びっくりさせられてる。
という前置きをしてからの、当日の話。
やっぱりボケボケの部分から始まったが
自分が数分前に何を食べたかさえ忘れてる事なんて日常茶飯事なのに
このころの息子はまだ歩くのが下手くそでヨロヨロ歩いてる姿を見たおばあちゃんは
二人のやり取りを見てるだけで面白かった。
おばあちゃんは何度も同じ事を話すし、息子に関してもまだ単語を言える程度で、二人の会話なんて成り立ってないのに
私と息子が帰ることで(息子に夢中で、私はたいして要らないかもしれないが)おばあちゃんが幸せで楽しくなってくれてるなら、それだけで海を越えて帰る意味はあると毎回感じる。
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