私が台湾に引っ越した直後の日々を思い出すと今でもしんどくなるくらいの毎日でした。
というのも引っ越しの2日後に、、、
オットが外国に出張に行き、完全ワンオペ生活がスタート!!!しかも2週間続いたのよ。(週末台湾に帰ってきてくれてたものの、金曜の夜に帰ってきて日曜のお昼過ぎに再びオットは去っていく)
日本でさえワンオペなんてしたことなかった私。息子と二人きりで過ごす時なんて、せいぜい最長で半日くらい。そんな私が突如海外でワンオペすることになったもんで、もうそれはそれは大変で。
今はもう出張が終わってオットとは台湾で一緒に暮らしてるものの、仕事が忙しくて平日は相変わらずほぼワンオペ生活やけども(たまに仕事の合間や終わった後時間がある時は手伝ってくれたり、週末は結構面倒見てくれてるから助かってる)台湾の事なにひとつ分かってなかった引っ越し直後のワンオペは本当にきつかった。
オット不在中は、義実家が本当近くにあるから、義妹が有給を取って手助けしてくれたり、義母が毎日お弁当を持ってきてくれたりと、たくさん助けてもらった。
基本的な生活における手助けをしてもらってただけでなく、予想外の助けを求めてしまった時もあった。
というのも、、、、
台湾はスペインと違って網戸があるけど(関連記事:役に立つ時と立たない時の差)なぜかウチの浴室の窓だけには網戸がない。
でも乾燥機がないから窓を開けとかないとカビルンルンになってまいそうで、少しだけ開けていたら
実際の写真がこちら↓
(そのまんまの写真ですみません)
タオルの右隣にいるのがそやつ。
この写真で見ると結構小さそうに見えるけど、実物はなかなかのインパクトで、大人の親指くらいの大きさはあって、さらにそんな胴体に長い触角のトッピング付き。
ほんまにほんまに無理やで!!これは!!
本当に私は虫が無理で。。蟻や蚊でさえ素手で叩けない弱虫なのですが、そんなレベルの私がこんな見たことない(バッタみたいな姿やけどバッタではないと思う)奇妙な虫と戦えるわけがない。
でも、誰も助けてくれる人はいないから、引っ越しに使った段ボール箱の切れ端を武器に叩いてやろうと準備したけど、足も手もすくんで心拍数も爆上がり。
義妹は私より6歳?7歳?年下で、そんな子に虫退治をお願いするなんて大丈夫かな、虫怖くないかな、なんてすごく心配やったけど(頼んだくせに何を言うか)
台湾は南国やから虫が多いとか、虫が強めとか、日本より大きいとか色々と噂は聞いていたけど、早速虫の洗礼を受けました。
そんなハプニングも含め、後追いマックスの息子と二人きり、家事大量、買い物もどこに行ったら良いのか何を買ったら良いのかも分からん、とにかく中国語わからん、バス乗る時やコンビニさえアドベンチャー感、日本や実家が恋しい、友達もいない、全部が全部重なって、体だけじゃなく心も疲れて
今じゃ笑って話せるけど、あの時は全然笑顔になれないし、気づいたら夜中勝手に涙が出てくるし、遅めの産後鬱になるんじゃないかな、と。本気であの時は感じたくらいストレスの毎日でした。
やっぱ母親のそういう焦りとかイライラとか疲れって、子供に伝わってしまうよね。優しく大切にしてあげたいのに、自分に余裕がなくて全部中途半端になっちゃって。息子も何しても泣き止んでくれなくて。
そんな時両親が日本からすぐにテレビ電話かけてきてくれて息子を遠隔であやしてくれたり、日本に住んでた時に息子が好きだった電車の風景の動画を撮影して送ってくれたりして、離れてるのに変わらず思ってくれてる優しさや愛情にまたホロリ。
息子の大好きなEテレがこっちでも見れることに気づけて、それにもたくさん助けてもらった。
義母や義妹にもたくさんのありがとう。。。!
今はもう台湾での生活も落ち着き始め、なんとなく世の中の仕組みもそれとなく理解でき始めたし、息子と2人きりの時間のペースも掴めてきたり、オットも少なくとも週末は自由だし、私の心身も元に戻りました。
あの2週間、自分は一体どうなるかと思ったわ。。。
母親業ってほんまに難しい、大変!(少なくとも私にとっては!)
世の中のママさんたち毎日本当にお疲れ様です。
というかママさんに限らず、学生さん、お仕事してる人、家事してる人、何か頑張ってる人、みんなお疲れ様だ!
頑張って一生懸命生きてるだけで偉いよね。
私も無理せずこれからも頑張るぞ!
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