なんでもかんでもタピオカ化、一方政治の影響も被っている

台湾×日本
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私が初めてタピオカを飲んだのは、かれこれ10年前。

大学一回生のときに、友達が連れていってくれたスタンドで出会ったのが初めてのタピオカとの出会い。

 

当時はタピオカは特にブームしてなくて、

私も美味しいとは思ったものの

(きっとその時飲んだのは日本で適当に作ったやつだから(失礼w)今飲めてる台湾のタピオカとはレベルが全然違うと思う)

それ以来特に飲むこともありませんでした。

 

 

私が再びタピオカに出会ってハマったのは主人の影響。

台湾に行ったときにチェーン店ではない、個人で経営しているタピオカ屋さんに連れて行ってくれて、

なんだこれ美味しい!

と感動した。

 

そこのタピオカ屋さんは、主人が昔通っていた学校の近くのお店で、主人が一番おいしいと思っているゴリ推しのタピオカでした。

 

けど、日本でタピオカがめちゃくちゃ流行りだしたのは、ここ1.2年前からで、日本で美味しいタピオカが飲める場所なんて数年前はほとんどありませんでしたよね。

特に関西は本場のタピオカがほぼなかった!

 

唯一梅田のグランフロントにアイスモンスターが出来たときは嬉しくて、2時間程度並んで食べた思い出があります。

 

かき氷にタピオカのトッピング。

 

ここ最近では、東京だけじゃなくて日本全国タピオカのお店ができていて、

原宿にはタピオカランドが出来てしまったりとブーム中のブーム!

 

「タピオカはジュースに入ってるもの」ていう私のタピオカへのイメージをぶち抜けて、タピオカがパンに挟まれてたりとメニューのバラエティー豊かに。

 

最近食べたタピオカ系お菓子

パッケージにつられてホイホイ釣られましたが、

タピオカというよりも

モチモチ度が高い紅茶味のグミって感じ。

 

 

これは、お盆休みに台湾帰ってた台湾人の同僚からもらったお土産。

一見パイナップルケーキだけど、タピオカミルクティーケーキ。

タピオカは入ってなかったけど、紅茶と濃い目の黒糖の味がしました。

 



色々タピオカ商品があるけど

私はやっぱ普通にタピオカミルクティー(黒糖味)が一番お気に入りかなぁ~

 

家からわりと近くにジアレイ(鹿角巷)があって、そこのタピオカが好きだったのですが、

主人からこないだ

ジアレイ禁止令

を発令されました。

 

というのも、最近香港と中国のあいだで政治の問題が日々ニュースで報道されているのがきっかけか分かりませんが、

台湾と中国のあいだでも「ひとつの中国」、「ふたつの中国」という政治的問題の影響をタピオカ業界も受けてしまっているようです。

 

ジアレイは台湾で生まれたタピオカ屋さんなので、

主人から簡単に説明してもらっただけなのでよく把握できていませんが、ジアレイの会社自体も「台湾のタピオカ」というように今まで名乗っていたのを、最近「中国台湾のタピオカ」とネーミングを変えたそうです。

 

ジアレイだけでなく、日本にも進出してる有名なタピオカ屋さん他何軒かも同様の対応をしているらしい。

 

それに対して台湾国内で賛否両論あるでしょうが、

主人とその友人たちは怒っていて、

「もうジアレイは買わない!」

 

それに対して私は

「え!ジアレイ美味しいのに。。。泣

私だけじゃあこれから飲むよ!」と言うと

 

「ダメダメ、ごめんね、ヤヤの旦那は台湾人だからダメだよ」

と禁止されてしまいました。

 

平和にのほほんと暮らしてて投票にさえあまり行かず政治への関心も薄い人が多い日本人(私も含め)と反して、台湾人の政治への関心の高さには毎回驚かされつつ偉いなぁと思います。

 

友達同士が集まっても政治トークは必ずといって出てるし中学生でも政治トークをするほどなので、

私が「友達と政治の話なんかしたことないわ、、、台湾人すごいね」と言うと、

決まって「関心を持ってないと台湾の国がなくなっちゃうから」と言われます。

 

「すごい」、「えらい」とは次元の違う背景がそこにはありました。

 


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