オレオ(愛犬)の日本帰国手続きの続き(前回の記事:オレオの帰国準備(5)獣医さんで輸出前検査(スペインが必要としてる手続き編))。
長かったオレオの手続きもやっと【手順7】の「輸出国政府機関発行の証明書の取得」の段階まで到達!
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輸出国政府機関発行の証明書の取得で何をするか
日本動物検疫所の手引き(こちら:https://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/attach/pdf/import-other-41.pdf)によると、この手続きは
輸出国政府機関が発行する証明書を取得します。
※輸出国政府機関とは:輸出国において動物検疫を管轄している政府機関(日本の動物検疫所に相当する機関)を指します。
というもの。(そのままや。)
その証明書には、必要必須事項が何項目か指定されているけど、【手順6】で既に獣医さんに記入してもらっている証明書である「Form AC」だと問題なくクリア出来る。(手順6に関して:オレオの帰国準備(4)獣医さんで輸出前検査(日本に提出する資料編))
輸出国政府機関に持っていくべきものとは
http://www.covb.cat/COVB/userfiles/COVB/file/pdf/Tramitacion_pif.pdf
↑ここにスペイン出国の際に必要な情報や書類が書いているのを参考にした。
ちなみに必要な書類は、
・Solicito de inspección (se rellenará el REGISTRO AL PRESENTAR LA DOCUMENTACIÓN).
(この書類は政府機関にて記入する)
・Certificado Sanitario del Veterinario Clínico que inspeccionó el animal (original + fotocopia*).
(【手順6】の際に獣医さんで書いてもらった健康診断書のこと(関連記事:オレオの帰国準備(5)獣医さんで輸出前検査(スペインが必要としてる手続き編))で原本とコピーが必要。)
・ Pasaporte y/o Cartilla Vacunal (original + fotocopia de las páginas que contenga información).
(ペットパスポート、ワクチン接種の履歴が書かれた証明書の原本とコピー。)
・Aquella documentación específica requerida por el país de destino, así como fotocopias de la misma.
(日本の場合はForm ACの書類と血清の証明書(関連記事:早々とオレオの日本帰国準備(2)))
これらを持参して、政府機関へ行けばOK!
バルセロナの政府機関はどこ?
バルセロナの場合、動物検疫所的な業務をしている政府機関が2か所ある。
1つ目はバルセロナ市内の「Delegació del Govern a Catalunya – Registre General」という場所。(住所:Barcelona, Bergara 12. Barcelona. 08001)
2つ目はバルセロナ空港内にある「CLASA」という建物。(住所:PCF Aeropuerto, Terminal de carga, Edificio CLASA, Aeropueto El Plat S/N. El Plat de Llobregat. 08820)
どちらの機関に行こうと予約は必須やった。
このHPから予約可能:https://ssweb.seap.minhap.es/icpplus/citar?org=GO-AGR
私が予約した時は、翌日にでもすぐに予約が取れちゃう程で(スペインにしてはめちゃくちゃ珍しい)、この点は凄く有難かった。
どちらの機関も9時から14時が営業時間内。出国許可の書類は翌日に貰いに行くのが一般的らしい。
ワンちゃんを連れていく必要はなし。
今回遭遇した思いがけぬトラブルたち
トラブルその1:政府機関がフランスになる疑惑
私たちが帰国する時、コロナと戦争の影響でワンちゃんが乗れる飛行機が限られていた。(関連記事:そろそろ帰国の準備・犬連れ帰国にコロナに戦争に、、飛行機予約が大変。)
結局、バルセロナ→パリで一泊→関空の便しか許可がもらえないことになった。
パリで一泊するのは問題ない。ただ困ったのが、一泊するということはオレオもフランスに入国してしまうから、日本への輸出国がスペインではなくフランスになってしまう=フランスで最後の書類を揃える必要があるかもという点。。。
今回の状況を伝え、滞在1日だけでフランスで書類を揃えるのは不可能だと必死に伝えてみると、、、関空の動物検疫所の人が考慮してくださり、スペインの書類でも大丈夫だと許可をくださった。
トラブルその2:Cexganでの書類間違いの影響で。。。
ペットがスペインを去る際に必要なオンライン上の手続き、Cexgan。
獣医さんの記入ミスのせいで、Cexgan上で許可がもらえずにいた。(関連記事:オレオの帰国準備(5)獣医さんで輸出前検査(スペインが必要としてる手続き編))よって、輸出国政府機関にも行けない状況になっていた。
元々順調に手続きが進んでいくつもりで獣医さんを予約し、輸出国政府機関の予約もしてスケジュールを組んでいたものの、
結局、予定してたより数日遅れた、帰国日2日前にCexganの許可がもらえて、輸出国政府機関へ出向けることに。
順調にいくとは期待してもなかったけど、ここまでグダグダになるとも思っていなくて、最後までずっと冷や冷やしていた私たちであった。
長くなるので、残りは次回の記事で。
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